JUGEMテーマ:不登校
先日、ぎっくり腰になってしまいました>_<
良くなるまで寝ていられればよかったのですが、どうしても行かなければならない仕事があり、
ようやく歩けるようになったばかりの状態でしたが行く決心をしました。
けれどさらに悪いことに、天気予報は「豪雨」。
「タクシーが捕まらなかったらどうしよう」
「タクシーから降りられるだろうか?」
「打ち合わせ先で酷くなって動けなくなってしまったらどうしよう」
「長い時間、座っていられるのだろうか?」
「椅子から立てなくなったらどうしよう」…
不安がどんどん押し寄せてきました。
と、そこであっ!と気付きました。
これは息子が「明日が不安で学校に行きたくない状態」と同じなのではないか?
だとすると、息子はこんな状態を3年間も味わっていたのです。
涙が溢れてきました。
こんな状態が毎日続いていたことになんて、全く気付いてやれなかった。
特にトレーニング前は自分の不安ばかりぶつけ、子供の心に全く寄り添ってあげていなかった。
本当に申し訳ないことをしたと、心の中で息子に詫びました。
それと同時に、その苦しい3年間を乗り越え
今、毎日登校している息子の姿をとてもたくましくも感じました。
あの辛い3年間を、勇気を持って乗り越えた強い息子なら
これから先何があっても大丈夫。
そんな自信のようなものまで生まれてきたのです。
そんな息子の勇気を思うと
「明日行きたくない」なんて甘えた気持ちでいた自分が
とても恥ずかしくなりました。
すると不安もどこかに消えてゆき
周りのみんなも助けてくれる、きっと何とかなるさ
そう思えるようになりました。
ところで最近親の会では、「困ったことからのリソース探し」というワークをしています。
お子さんの困ったことを紙に書いてもらい、他の人がそれをひっくり返して良いことに変えるのです。
このワークはとてもためになり、毎回素晴らしい発見があります。
悪いことだと思っていたところから、良いことがたくさんみつかるのです。
あちこちのグループから、笑いや感嘆の声が溢れる楽しいワークです。
例えば今回の私のことで言えば、
困ったこと→ぎっくり腰になってしまい明日の仕事が不安
リソース→子供の辛かった気持ちに気づく、痛くても打ち合わせに行こうとする責任感、明日の行動の予測ができる、天気予報を調べてあらかじめ準備ができる、頼ることができる仕事仲間がいる…。
こんな感じに、みんなで良いところをたくさん見つける練習です。
このワークのおかげで、私も上記のように考えることが少しうまくなってきました。
「ものは考えよう」とは言いますが、
頭ではわかっていても具体的にはやってみないとなかなかうまくいかないものですよね。
発想を転換すると、子供の観察の視野も劇的に広がってゆきます。
親の会に参加できる方はぜひ参加して、体験なさってくださいね。
それが難しい方も
「困ったことをひっくり返してみる」
お時間があるときにぜひシュミレーションしてみてください。
ちなみに仕事は無事完了しました。ちょっと心配しすぎだったようです、
いえ、「先を見越す力」がちょっと強すぎただけでしょうか(^_^*)
☆ひなた☆ プロフィール
息子は高校2年生。
中学1年生の5月から五月雨登校→完全不登校に。
その年の9月からトレーニングを始め、約60日で教室へ再登校。
その後一進一退(十退)紆余曲折あったものの
コンプリメントを続け、高校受験を経て毎日元気に登校中。
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