コンプリメントの子育てをして6年目。
順調ではない我が家の子供達には安心ということはなく、いつも心配がつきまとっていますが、コンプリメントのお陰で親子関係はすこぶる良好です。
不安や心配事があっても「コンプリメントの子育て」を知っていれば、親も子も気持ちが安定するという幸せを多くの方に知っていただきたい・・・友人、知人、親戚など機会があれば紹介しています。
子供達がお世話になった学校の先生、現在お世話になっている担任の先生、保健室の先生、保育園の園長先生、高校の先輩、元職場の同僚。通っている美容室の美容師さん、化粧品屋さんの担当の方、テニススクールのお仲間にまで・・・
先日はある議員さんにお会いする機会がありました。
想いをお伝えするお手紙と森田先生の99%の本、親の会の手記をお渡しして、はなしをしてきました。
想いが伝わったかどうかははっきり言ってわかりません。
でも、面と向かってお話しできたことは私にとって大変貴重な経験になりました。
心のコップが少し広がった感じ。
その時、強く実感したことは、
「人に会って、面と向かってはなしをするには相当な水を必要とするんだな・・・」
「でも、人との関わるということが、心のコップを大きく強くする経験なんだなあ・・・」
心のコップは決して子供達の中だけにあるものではなくて、大人も同じですね。
このコップがどれだけ大きくて強いかが、人間の大きさなのかなとも感じています。
果たして、私のコップってどのくらいなのかな。
明らかなことは・・・
我が家のヤンチャな息子たちの心のコップは、私よりはるかに大きくなっているということ。
中学生の娘の心のコップもじわじわと成長中。
子供達の元々の性格もありますが、コンプリメントの子育てのお陰もあるように思います。
春休みで帰省してきた元不登校の長男。
「人との繋がりが大事だって学んだよ」
4回生の先輩の卒業公演にサブメンバーとして参加させてもらえることになったとのこと。
憧れの先輩のライブを何度も観に行って、ある日、意を決して「教えてください」とアクションしたそうなんです。
そのことがきっかけで仲良くなり、一緒に旅行に行ったり、自分のアパートに泊りにきて遊んだりしているそうです。そこから他の先輩とも繋がり、今回の卒業公演への参加となったというのです。水が溜まっているんだなあと感じます。
(コロナの影響で無観客公演になったそうですが・・・涙)
高3次男は、バスケットボールのコミュニティーを掛け持ちしています。
小学生の頃通っていたミニバスチームの大人バスケ、近所の区立体育館に集っている大人のバスケチーム、そこで知り合った人に紹介された別のバスケクラブ・・・
全て、自分の足で見つけてきたコミュニティーなんです。
自分から「入れてください」と言ったこともあったようですし、練習をしているときに声をかけられたこともあったそうです。
人との繋がりを自分の手で手繰り寄せています。
たくさんのコミュニティに参加していると意見が合わないことなど嫌なこともたくさんあるようで、帰ってきてぼやいていることもしばしばですが、その中でコップを確実に大きくしているのを感じます。
どちらも、
「面と向かって人と関わったこと」がポイントになっている
と私は感じています。
性格的に会話が苦手なお子さんもいらっしゃるとは思いますが、積極的に会話はしなくても、人の中にいるだけで、周りの人の会話の内容や表情、しぐさなどから感じ取ることによって心のコップは確実に大きくなると思います。
どうしてSNSの世界が怖いのか
これらは一方通行で、心を揺さぶられるものではなから。
人と顔を突き合わせていれば、意見の相違があっても一方通行にはならず、心は良くも悪くも大きく揺さぶられます。
面と向かっていれば、発せられた言葉の奥にある気持ちをも受け取ることができると私は思っています。
そして、多くの人は面と向かったら、「思ったことは何でも伝えて良い」とはならないのではないかとも思うのです。
たとえそれが人のためと思っていることでも、それを伝えたことで「相手はどう思うのだろう・・・」と一呼吸置いて考えますものね。
心のコップが大きければ大きいほど、相手の表情を見て、気持ちを察することもできるのではないかと思うのです。
SNSの世界だけではそのような気配りが欠如してしまう・・・トラブルの元なのだと感じています。
何が言いたいかというと・・・
「是非、東京親の会に足をお運びください。」
ということです。
子供が不登校になってしまったりすると、どうしても人との関わりを断ちたくなってしまうと思います。
私もそうでした。そしてネットやSNSの世界が全てになりがちです。
コンプリメントの子育てで繋がった私たちは、多くを語らずとも心が繋がっています。
東京親の会には、目を見て相手の気持ちを察してお話ししてくださる仲間が集っています。
私も何度、参加されている皆様の言動に励まされたことか・・・数しれません。本当に感謝しかありません。
素敵な「気づき」とコンプリメントの子育て歴に相関はありませんしね。
お子さんが不登校になったばかりで迷っていらっしゃる方も、長くお悩みの方も、全く心配いりません。
コロナウィルスの問題が終息したら・・・是非、親の会で顔を見ておはなししてみませんか。
親の会がお近くにない方も、東京親の会ではWEBミーティング形式の親の会も試行中です。よろしければご参加ください。
3月14日10時開始で、1時間程開催いたします。途中の参加、退出も可能です。
ご参加を希望される方には、URLを送りますのでこちらまでお申し込みください。
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