題名




心が上を向く言葉がけ☆ミィ☆
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    長引く肩の痛みを根本改善しようと、整骨院通いを始めて三ヶ月。

     

    もともとの体の固さも相まって、整体師さんの理想とする柔軟性にはまだまだ程遠いのが現実です。

     

    それでもずいぶんと改善していて自分の中ではスモールステップを実感しています。

     

     

    そんな中で、整体師さんの言葉の重さをひしひしと感じています。

     

    ある時は、

    「ん〜(肩甲骨に指が)全然入らない⤵︎」

    (背骨をマッサージしながら)「固いですね〜⤵︎」

     

    ある時は、

    「巻き肩が改善してきてますね!」

    「前よりも上がるようになってますね!」

    (動きを見ながら)「はいはい、いいですね!」

     

    整体師さんは事実を伝えているだけです。

     

    それなのに、受け手の私は前者の「⤵︎」マーク言葉では気持ちが沈みます。

     

    帰宅後のストレッチも、痛みが心地悪くて楽しくないです。

    数をこなすだけの義務のストレッチです。

     

    反面、後者の「!」マーク言葉をかけてもらったときには心が上を向きます。

    マスクの中ではニンマリ、声も明るく返事してると思います。

     

    帰宅後のストレッチも、「!」マークの言葉の後の方が断然やる気をもって取り組めています。

    痛みさえも心地よく思えてきて、「もう少しやろうかな」と自発的に回数を増やしていく楽しいストレッチです。

     

     

    きっとこれは、子育てにおいても同じようなこととが言えるのでしょう。

     

    言葉がけの仕方次第で、人の心を上にも下にも引っ張っていける。

     

    90%は変化がないとしても、10%の変化・良さに目を向けて言葉にして伝えること。

     

    コンプリメントの子育てにおいても、子どもの小さな変化や良さに気づける親になることは大切な要素です。

     

     

    整骨院での実体験をその場限りの経験で終わりにせず、言葉の影響力を忘れずに、子どもとの関わりに反映させていきたいと思いました。

     

     

    ☆ミィ☆プロフィール

    一男(大2)二女(高3・中3)の母。

     

    2015年3月、長男でコンプリメントトレーニングを受けました。

    幼少期から何かと手のかかる子だった長男の子育てに日々悩みつつ奮闘しているうちに、長男が中1の三学期に不登校に。

    トレーニング33日目の新学期に再登校したあと一進一退を経て成長し、現在は大学2年生。自立へと向かっています。

     

     

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    | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 06:37 | comments(0) | - |

    勇気を出したその一歩☆ミィ☆
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      コンプリメントで子育てする親の会に参加するのを迷われている方はいらっしゃいませんか?

       

      参加された方々の感想をブログで読み、会の良さを感じ取ってくださっている方も多いのではないかと思っています。

       

      初めてのこと。

      初めての場所。

       

      そこに飛びこむのは、とても勇気のいることです。

      色々な経験値を積み重ねている大人であっても、たくさんの勇気を必要としますよね。

       

      だとしたら、心のコップの水不足になっている子どもにとって、初めてのことや初めての場所、久しぶりの学校、苦手なこと、不安なこと、その前にはどれだけの高い壁がそびえ立っていることでしょうか。

       

       

       

      長男のことでズタボロになっていた当時、それでも長女と次女の学校行事は待ったなしでやってきました。

       

      こんなに沈みこんだ心で学校に行くなんてムリ…

      こんなに重くて苦しい気持ちで人と話すなんて考えただけでも苦痛…

       

      行った方がいいんだろうけど行きたくない。

      やったほうがいいんだろうけどやりたくない。

      だって、だって。

       

      行かない理由、やらない理由を探し出して、自分を正当化することに必死な私と、それじゃダメなんじゃないの?と背中を押す私。

       

      そんなことを何回も、頭の中でグルグルしているうちに、ハッと気がつきました。

       

      子どもに対しては「行けば何とかなる」とか「苦手なことにもチャレンジしてほしい」とか「嫌なことから目を背けてる」なんて思いが湧いてくるのに、では自分はできてるの?と問いかけた時…

       

      あれ?私も逃げてるじゃん!と。

       

      子どもには動き出すことを望んでいるのに、自分は動くことから逃げてていいの?

       

      自分を変えるって相当大変なことなのに、その大変なことを子どもにだけ求めてていいの?

       

      そんな問いと、葛藤しました。

       

       

      そっか、そうだよね、それならまずは自分が行動してみることが大事なのかもしれない。

       

      勇気を出した私の一歩が、いつの日か子どもの一歩につながっていくのだと信じてみよう。

       

      子どもに変化を求めるのではなく、自分を変えることを意識していこう。

       

       

      そんな自分の一歩一歩の積み重ねは、たくさんのエネルギーを使う代わりに得るものが必ずありました。

       

      今振り返ると、そびえ立つ壁に立ち向かうことで、自分の心のコップを強くしていたんだなと思えます。

       

       

       

      今、親の会に参加することを迷っていらっしゃる方がいましたら、「エイヤー!」って勇気ある一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

       

      その一歩で得られるものは果たして何なのか。

       

      ご自身の勇気を出したその一歩で、ぜひ確かめてみてほしいなぁと思います♪

       

       

      ☆ミィ☆プロフィール

      一男(大2)二女(高3・中3)の母。

       

      2015年3月、長男でコンプリメントトレーニングを受けました。

      幼少期から何かと手のかかる子だった長男の子育てに日々悩みつつ奮闘しているうちに、長男が中1の三学期に不登校に。

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      | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 07:25 | comments(0) | - |

      目に見えていないことを想像する☆ミィ(R母)☆
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        朝起きると、リビングテーブルの上に消しゴムのカスが点々と残っていました。

        昨晩遅くに次女がリビングで勉強していた名残です。(私は先に就寝zzz…)

         

        こんなとき、自分の目に映ることだけで頭がいっぱいになってしまうと、

        「消しゴムのカスが残ってる。テーブルで勉強し終わったらきれいに片付けてよ。みんなで使うテーブルなんだから。」

         

        …と、『消しゴムカスを片付けなかった次女』という見方をして否定的な感情が湧いてきてしまいます。

         

        でも、見えないところにも思考をめぐらすと…。

         

         

        消しゴムのカスがテーブルに残っていた

        →リビングで勉強していた

         

        もっと掘り下げていくと…。

         

        →自発的に提出課題に取り組んでいた

        →課題をするためにリュックから必要なものを選んで取り出した

        →課題を学校に置き忘れることなく持ち帰ってきた

        →課題があることを把握していた

        →先生の話を聞いていた

        →学校で授業を受けた

        →毎日朝から登校している

        →寝るのが遅くても朝起きる

         

        消しゴムのカスに着目すれば…。 

        →消しゴムを使って字を消した

        →間違ったところだけを消した

        →書き間違いに気がついた

        →問題を解いた

        →問題文を読んだ

         

        →消しゴムのカス以外は何も残っていなかった

        →テーブルに広げていたテキストやペンケースを使い終わったらリュックに片付けた

        →ペンケースの中から出したものを全てしまった

         

        …などなど。

         

         

        『できて当たり前、やって当たり前、わかって当たり前』という色メガネを外して、見えていないことにも想像力を働かせていきます。

        すると、『消しゴムカスの片付け忘れ』という目に見えているイチ場面から、さかのぼるようにつながっていく様々なことが頭に浮かんできます。

        そして、想像を繰り広げていけばいくほど、我が子が愛おしくなっていきます。

        片付けてあげた消しゴムのカスでさえ、なんだか愛おしくなってきます。

         

         

        次女が起きてくるまでの時間、家事をしながらリソース探しの想像はどこまでも続きました。

         

        はたから見れば注目もされないようなことだって、すべて子どもの大事なリソースです。

        毎日毎日、持っている力をあれもこれも使って生活しているのがわかると、それだけで愛おしくなります。

        リソースいっぱいの次女のことを思って、世界一幸せなお母さんに慕ってる私。

         

        そして、起きてきた次女にかける言葉は、

        「遅くまで勉強頑張ったんだね〜♪」

        「朝起きたらテーブルの上が片付いててお母さん嬉しい♪」

        「使ったものを片付ける力があるね♪」

         

        『消しゴムカスを片付けなかった次女』なんて見方はすっかり消え去っていて、気分良く1日が始まりました。

         

         

         

        ☆過去にも似たようなことを書いた記事があります。

        よろしければそちらもご覧になっていただけると嬉しいです♪

         

        散乱する教科書 ☆R母☆

        2019.2.11

         

        プラスの面を見る思考回路 ☆R母☆

        2020.3.4

         

        どこにフォーカスを当てるか☆R母☆

        2020.7.9

         

         

        ☆ミィ☆プロフィール

        一男(大2)二女(高3・中3)の母。

         

        2015年3月、長男でコンプリメントトレーニングを受けました。

        幼少期から何かと手のかかる子だった長男の子育てに日々悩みつつ奮闘しているうちに、長男が中1の三学期に不登校に。

        トレーニング33日目の新学期に再登校したあと一進一退を経て成長し、現在は大学2年生。自立へと向かっています。

         

         

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        | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 08:03 | comments(7) | - |

        自分の弱点を受け入れる☆ミィ☆
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          長女を駅まで送るため、自宅から少し離れた所にある駐車場に先に行って車内で待っていました。

           

          出発予定時間を少し過ぎてから車に乗り込んできた長女に「傘持った?」と確認すると、

          「うん、持ってきた。でもね〜、ハンカチとティッシュ忘れたから取りに戻ったの。それで次はね〜、何時かな?ってスマホ見ようとしたらカバンに入ってなかったのぉ!!そしたらね、モバイルバッテリーも充電したまま置きっぱなしだったの〜〜!!!ハンカチ忘れたから他の忘れ物に気づけたんだよ。あ〜よかった!」

           

          ここまで聞けば、どれだけ忘れ物してるのよ…しかも自分で言った予定時間も過ぎてるし…と思う出来事なのですが、長女は凹みません。

           

          「私ってホント、歩きながら忘れ物を思い出す天才なんだよね!小学生の時からずっとそうだし!」

           

          そう笑顔で話す長女に私は、「本当に天才だね。歩きながら持ち物確認する力があるね!」とコンプリメントしました。

           

          長女は、「忘れ物しないように入念に準備する」という行動が不得意な自分をさっさと受け入れて、それをフォローするほうの術を小学生のときに身につけているのです。

          自分のことを自分でフォローする力です。

           

          正論を言ってしまえば、「忘れ物しないように前日に準備しておきなさい」とか「家を出る前に確認を済ませてから自宅を出なさい」とか。

          たしかに大事なことですし、不得意と向き合って治す努力をするのも必要なことです。

           

          でも、自分の不得意や弱点を客観視してそれを補う方法を身につけることは、生きるための知恵だと思うのです。

           

          長女の場合、忘れ物は自己フォローする力でカバー。

          出発時間の設定は、ギリギリか遅れることをあらかじめ見越していて、10分のゆとりを持たせて設定することでカバーしています。

           

          子どもの将来を思うばかりに、不得意や弱点を治そうとすることに気持ちが強く向いてしまうと、視野が狭くなり、弱点に紐づいたリソースに気づけなくなってしまいます。

          コンプリメントに出会う前の私はまさにそうでしたし、今でも長女の片付けに関しては視野が狭くなりがちなので、意識して気をつけています。

           

          自分の持つ力に酔いしれている長女との会話の最中に、私がいちいち水をさすような正論返しをしていたら、長女自身が感じている自己フォローというリソースの芽を摘み取ってしまうことになるし、長女の自己肯定感を親の手でつぶしてしまうことでしょう。

           

          伝えておきたい道徳心などの大事なことは、何気ない日常の会話の中でサラリとインプットする方が、我が家の場合には心に届きやすいと感じています。

           

           

          長女は、道中で忘れ物に気づいて取りに戻ることもあれば、目的地(多くは学校)で気づくことも多いようです。

          気づいた時点で長女の頭は自己フォローに向けてフル回転するのでしょう。

           

          友だちに借りるために声をかける行動力、快く貸してくれる友だちを持つ力、あきらめずに代わりになるものを探しだす力、何とかしてその場をしのぐために工夫する力、ピンチの時にもその時その場のベストを尽くす力。

          どうにもできずに「忘れました」と正直に話す力も使っていることでしょう。

          貸してもらえること助けてもらえることのありがたさを身をもって感じているから、逆の立場になった時にはいつでも快く貸してあげる力もあります。

           

          忘れ物をしたからこそ気づける力や発揮できる力、育つ力もたくさんありますね。

           

          完璧な人間なんていません。

          それなのに、子どもにはあれもこれもできるようにと求めていたらキリがないんですよね。

           

          『あなたはあなたのままでいい』

          『自分は自分のままでいい』

           

          親子でそう感じて生きていけるよう、弱点はリソースの宝庫と見方を変えて丸ごと受け入れて、コンプリメントの子育て続けていきまょうね♫

           

           

          ☆ミィ☆プロフィール

          一男(大2)二女(高3・中3)の母。

           

          2015年3月、長男でコンプリメントトレーニングを受けました。

          幼少期から何かと手のかかる子だった長男の子育てに日々悩みつつ奮闘しているうちに、長男が中1の三学期に不登校に。

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          | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 06:31 | comments(0) | - |

          『みんな違ってみんないい』☆ミィ☆
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            『みんな違ってみんないい』

             

            金子みすゞさんの詩の一節ですね。

             

            我が家には、この一節の収まったフォトフレームが飾ってあります。

            製作者は長男。

            中3のときに美術で作った作品です。

             

            自分の好きな言葉を自分で探すのも課題で、無数にある言葉の中から選んだのが

             

            『みんな違ってみんないい』

             

            長男の心の中を知れた思いがしたものです。

             

             

             

            我が家は3人兄妹で、それぞれの個性が輝いています。

             

            石につまづいたら(困難に遭遇したら)…で3人をイメージしてみました。

             

            ○長男(大学2年)

            うわぁ危ないっ!転ぶ!!

            おっとっとっとっとっ

            …ギリ、セ〜フ!!!

            ラッキー、転ばないですんだ。

            あの石か、えいっ!ヒュ〜〜〜ン

            …と川に放り投げる。ドッボーン。

             

            つまづいてもツンのめっても、もし地べたに突っ伏してしまうことがあっても、大抵のことは絶妙なバランス感覚ですばやく体勢を立て直す。何ごともなかったかのように。

            場合によっては先に石が視界に入ってきて、つまづく前にうまく避けていく。

             

             

            ○長女(高校3年)

            うわぁ危ない!転ぶっ!!

            …転んじゃった〜痛いなぁ、もう。

            ……あ、アリだ!何か運んでる!

            どこ行くんだろう?

             

            転んだ痛みもすっ飛んで、心はすでに目の前に現れた関心ごとに移っている。

            アリを見ながらいつのまにか立ち上がり、転んだことすらすでに忘れてる感じ。

            お風呂に入ってお湯がしみて、あぁそういえば転んだっけなぁ。ちょっとしみるけど、まぁいっか。なんとかなるから大丈夫。あとで絆創膏貼っとこう。

             

             

            ○次女(中学3年)

            うわぁ危ない!転ぶっ!!

            …バッタ〜ン!!!

            痛い…痛い…痛い…

            もうやだ。こんなところで転ぶなんて。

            ひざが痛い。手も痛い。服も汚れた。最悪だ。

            …ムリ、立ち上がれない。

            …… 座り込んで………ハァ。

             

            しばらく痛みを感じていたら、だんだん痛さが和らいてきたみたい。

            あぁ、こんな所に石があったのか。それじゃあ転んでもしかたないよね。うん、しかたない。転んじゃったものはしかたがないよ。

            ゆっくりと立ち上がって砂をはらって…

            まだちょっと痛いけど、なんとか歩けるから大丈夫かな。

            次からは気をつけよう。

             

             

            どれがいいとか悪いとかではなく、『みんな違ってみんないい』んです。

             

            3人が何を得て何をつかんで立ち上がってきたのか、正直なところ私にはわかりません。

            これは私の勝手なイメージで、子どもたち本人は違う感覚でいるかもしれません。

             

             

            たしかなことは、3人ともがそれぞれの道を、自分の足でしっかりと歩んでいるということです。

             

             

            親は「あーしたらいいのに」「こーしたらもっといいのに」と自分の経験値から、子どもの行動や発言に色々と思ってしまうこともありますよね。

             

            そんな気持ちに気づいたら、大きくゆっくり何度も深呼吸。

             

            それでもやっぱり伝えたいと思う大事なことなら、私は、親の欲の言葉ではなく選択肢のひとつとして、人生の先輩からのアドバイスとして、サラリと伝えています。

             

            そのあとは、子どもがどんな選択肢を選んだとしても、それを受け入れ、生きる力を信じて、笑顔で温かく見守っていることが一番大切なことだなと思っています。

             

            「信じて見守る」って、言うのは簡単だけど、実際は、自分自身の忍耐力(待つ力)を試されてるかのようになるんですけどね…(^_^;)

             

            それでもやっぱり、「大丈夫」と信じることは大事だと、肝に銘じています。

             

             

            長女が中3で作ったフレームの言葉は、

             

            『太陽が輝くかぎり 希望もまた輝く』

             

            これまた、長女の個性をよく表しています。

             

             

            今年中3の次女は、いったいどんな言葉を選ぶのでしょうか。

             

            楽しみです。

             

             

            ☆ミィ☆プロフィール

            一男(大2)二女(高3・中3)の母。

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            | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 07:37 | comments(0) | - |

            よく泣いてたね…☆ミィ☆
            0

               

              「お母さんは、あの頃よく泣いてたね…」

               

              最近、次女に言われた言葉です。
              当時小学2、3年生だった次女の目に焼きついた光景なのでしょう。

               

              子どもたちの前では泣かないようにと気張って生きていたつもりでしたが、言われてみればコンプリメントに出会う前、どこに向かえばいいのか分からなかった私の顔は、不安のドン底で押しつぶされそうな顔していただろうし、ふいに涙があふれてくることもありました。

               

              コンプリメントを始めてからも、長男が荒れた後(怠惰な脳が暴れた後)には「もう無理…」と布団にもぐり込んで泣いていました。

               

              そんなとき、長女と次女は枕元に足音を立てないようにやってきて、手紙を置いてくれていました。
              その手紙を読んでまた涙、涙…

               

              この子たちの日常を守り、そして息子を救いだすためにも、とにかく笑顔の母でいないと!と折れる心を何度も何度も奮い立たせて、あの頃は必死で生きていました。

               

              豹変して暴れる兄の姿は恐ろしかったことと思います。


              当時を振り返って「怖かった。」と次女が言いました。


              「でも、“嫌い”って思ったことは一度もない。」とも言いました。

               

              どれだけ豹変した姿を見ても、その中にいる本来の優しい兄の姿を、幼心にも見失わず信じていたのでしょう。

               

              次女の言葉に、泣けました。
              この子たちの親で、本当に良かったと思いました。

               

              次女の記憶にあるように、当時を振り返ると涙は切っても切れない存在のようです。

              それでも今では、子どもたちとの喜怒哀楽にあふれた日常に幸せを感じて、笑顔あふれる毎日を送っています。

               


              まとまりのない文章になってしまいましたが、伝えたかったことは何かと言うと…

               

              今、辛くて苦しくて涙もあふれて不安につぶされそうな日々を送っていらっしゃる方も、その先にある拓けた景色を目指して、あきらめずにコンプリメントの持つ力を信じて続けていってほしい、ということです。


              やまない雨はありませんからね。

               

              最後に、TV番組『はじめてのおつかい』の挿入歌「素敵なことがあなたを待っている」を歌っている藤田麻衣子さんの「泣いても泣いても」の歌詞を引用します。
              私からのエールですp(^_^)q

               

               

              ♩泣いても泣いても♩
              作詞・作曲:藤田麻衣子

               

              泣いても泣いても

              希望を捨てたくない
              もうだめと思っても
              明日は少しだけ

              よくなるかもしれない

               

              例えば
              真っ暗な道に迷い込んで
              恐くて不安で
              出口も見えなくて

               

              こんなこともあるって
              思える日もあれば
              もうだめって絶望を
              感じてしまったり

               

              問題は現実ではなく
              それを恐れる心

               

              泣いても泣いても
              希望を捨てたくない
              もうだめと思っても
              明日は少しだけ
              よくなるかもしれない


              泣いても泣いても
              私はあきらめない
              決して終わりじゃない
              涙の後はいつも
              喜びが待ってる
              信じてるから

               

              例えば
              急な坂道を上るとして
              つらくて疲れて
              でも進むしかなくて

               

              これを乗り越えたらって
              上った先はまた次の坂道

               

              一人で悩んで
              考えすぎるたび
              よくないことばかり
              浮かんできてしまうよ
              落ち込むそんな時は
              一人じゃないって
              思い出してみよう


              下を見てる時も
              チャンスは何度も来る
              見逃さないように
              顔を上げて

               

              どんな苦しみも
              ずっとは続かない
              いつか笑って話そうよ
              あの時は苦しかったななんて
              必ず来るその日を
              信じて今を生きよう

               

              泣いても泣いても
              希望を捨てたくない
              もうだめと思っても
              明日は少しだけ
              よくなるかもしれない


              泣いても泣いても
              私はあきらめない
              決して終わりじゃない
              涙の後はいつも
              喜びが待ってる
              信じてるから

               

              涙の後はいつも
              喜びが待ってる
              顔を上げて

               

               

              ☆ミィ(R母 )プロフィール☆

              一男(大1)二女(高2・中2)の母。

              幼少期からいろいろと手のかかる子だった息子が中1の三学期に不登校となり、コンプリメントトレーニング開始から33日目の、中2新学期に再登校しました。

              再登校後の一進一退を経てから安定登校となり、高校生活を満喫して卒業、現在大学1生です。

               

              JUGEMテーマ:不登校

               

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              | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 06:33 | comments(2) | - |

              新春ご挨拶リレー<3> ☆ミィ(R母)☆
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                あけましておめでとうございます
                本年もどうぞよろしくお願いいたします

                 

                 

                昨年9月の親の会発足3周年を機に、「R母」から「ミィ」へとハンドルネームを改めました。
                「R」は、トレーニングを受けた長男のイニシャルです。


                今から6年前、長男の不登校をきっかけにコンプリメントの子育てに出会いました。

                 

                辛くて苦しい真っ暗闇のトンネルの中に、一筋の光が差し込んだあの日。

                 

                見失わないように、必死で前に進んでいたあの頃。

                 

                本気で我が子と向き合ったあの年月は、今では全てが宝物の思い出になっています。


                やがて、長男のためだったコンプリメントの子育てが、3人の子育ての道標へと変化していきました。

                 

                自分自身の在り方を見つめ直すきっかけとなり、変わる行動力を引き起こしてくれたコンプリメントの子育て。

                 

                長男Rだけではなく、3人の子どもたちの成長を見守る母として…
                そして、自分自身のことをもっと意識して大切にしていこうという思いを込めて…

                 

                新たなハンドルネームとともに、2021年ゆるぎたるぎで自分の人生を歩みながら、コンプリメントの子育てを皆様とご一緒に続けていきたいと思っております。

                 

                どうぞよろしくお願いいたします。

                 

                追伸…皆様にお会いできる日が来ることを楽しみにしております!

                 

                 

                 

                ☆ミィ(R母 )プロフィール☆

                一男(大1)二女(高2・中2)の母。

                幼少期からいろいろと手のかかる子だった息子が中1の三学期に不登校となり、コンプリメントトレーニング開始から33日目の、中2新学期に再登校しました。

                再登校後の一進一退を経てから安定登校となり、高校生活を満喫して卒業、現在大学1生です。

                 

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                | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 06:28 | comments(0) | - |

                もっと自分に自信を持って目標を高く☆ミィ☆
                0

                   

                  次女のリソースは、自分のペースで一歩一歩、スモールステップで進んでいくこと。

                  とてもわかりやすい例は、小学生のときのプール授業の検定試験です。

                   

                  ある程度の泳力がある子向けに、この級までは飛び級ができると但し書きがありました。

                  当時スイミングを習っていたので泳ぐ技術は備わっていた次女でしたが、飛び級を選ぶことなく一番最初の級から取り組みました。(水中を歩く、だったかな?)

                   

                  検定の日もそう頻繁にあるわけではないので、技術よりもずっと優しい級でその年のプールの授業はおしまい。

                  翌年も飛び級せずにひとつずつ進めていく…といった具合です。

                   

                   

                  タイトルの『もっと自分に自信を持って目標を高く』

                   

                  これは、夏休み明けの三者面談で担任の先生から頂いたお言葉です。

                  第1回の定期テストで各教科の目標点が低いことからきています。

                   

                  親の私でも、何事に対しても控えめで安全思考で慎重なところは次女のリソースだと思いながら、その反面で、もっと自分に自信を持ってチャレンジしたらいいのになぁと感じることはありました。

                  担任の先生と同じような気持ちがあったということです。

                   

                  ですが、第三者からの貴重なアドバイスとして言葉で聞いた瞬間に、私の中で歯車がカチカチッと動きました。

                  自分の能力以上の高望みをしないのは、れっきとした次女の素晴らしいリソースなのだと、ビビビッ!と再認識したのです。

                   

                  そして私は、プール検定の話をした後に心からの言葉を担任の先生に伝えました。

                  「スモールステップで一歩ずつ進んでいくのはこの子の良さだと思っているので、このまま見守っていきたいと思います。」

                   

                  私のこの言葉によって、担任の先生が次女に向ける視線に変化があったようです。

                   

                  コロナ禍で成績評価が2期制となり、9月末に通知表をもらってきたのですが、渡されるときに「面談で用意していたコメントから書き直したのは次女さんだけです。本当によく頑張っていますね。」といった感じのことを言われたそうです。

                   

                  親の手前もあったかもしれないけれど、それでも、側から見て物足りなく感じるところにフォーカスを当てるのではなく、次女のリソースとして受け止め、次女のペースで取り組んでいるところに目を向けて関わってくださっていたのだと思います。

                   

                  担任の先生のその温かい眼差しは次女を大きく支えているようで、たわいもない話や苦手な顧問のいる部活の話も、色々と聞いてもらって信頼のおける大好きな先生となっています。

                   

                  もしも、三者面談の時に私も一緒になって「そうなんです。私もいつも、もっと自信を持てばいいのにと思ってます。どうしたら自信を持って積極的に行動できるようになるのでしょうか。」なんてことを言っていたらどうなっていたのでしょうか。

                   

                  自分の控えめな思考や行動を担任にも親にも受け入れてもらえてないと感じて、さらに縮こまってしまったかもしれません。

                  スイッチが入って動き出す可能性もゼロではないかもしれないけどれど、私の直感でビビッと出てきた言葉は、次女の心に届いたかなと思います。

                   

                  三者面談でのアドバイスを受けて、次女は第2回定期テストで高めの目標点を掲げていました。

                  そして先日の第3回定期テストでは、第2回以上に高めの設定でした。

                   

                  この数ヶ月で、次女は何を思い何を考えたのでしょうか。

                   

                  見ていて感じるのは、弱さのある自分のことを認め受け入れる力が育っているなということです。

                  今のままの自分を認めてくれる大人がいる安心感は、心の成長にも行動力にも大きな影響があるのでしょう。

                   

                  次女の新たな歯車が動き出したことを感じています。 

                   

                  〜おまけ〜

                  定期テストの目標点で思い出しました。

                  長男は中高時代、自分の学力いっさい無視で全教科「100点」と書き続けていました。なぐり書きで。

                  「目標だから全部100点でいい」と。

                  一理あるなぁと思いました。

                   

                  長男の大胆な発想力もリソースだし、次女のひと科目ずつ自分の学力を客観視する力も丁寧に書き込む力もリソースですね。

                   

                  それぞれの個性が潰れることなく育った未来の姿が楽しみです。

                   

                   

                  ☆ミィ(R母 )プロフィール☆

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                  | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 06:15 | comments(0) | - |

                  神様から与えられた試練〜2〜 ☆ミィ(R母)☆
                  0

                     

                    「神様から与えられた試練<1>」の続きです。

                     

                    『神様は乗り越えられない試練は与えない』

                    私は、神様に与えられた試練を乗り越えたのだと思います。

                     

                    それでは、この試練を与えられた意味は何だったのだろう?

                     

                    その答えが、最近見えてきました。

                     

                    息子が産まれる前、天職と思っていた仕事を夫の転勤に合わせて退職しましたが、この仕事の経験と知識は我が子の育児にも活かせるんだから子育て楽勝だよね(^^)なんて思ってました。

                     

                    ところが、息子が成長するにつれて難しさに直面することが増えていき、手に負えなくなる現実。

                    ワンオペ育児がその現実に拍車をかけました。

                     

                    自信喪失です。

                     

                    もしも息子(を含めた子ども3人)との日々が、悩みはあれども手探りで何となくやり過ごせてたような子育てだったら、コンプリメントに出会う可能性はおそらくゼロに等しかったでしょう。

                     

                    そして、『子どもの良さ(リソース)に目を向ける』『共感・見守り・ドンと構える』『世界一幸せなお母さんの笑顔』『愛顔愛語』『厳しさも愛情』

                    …挙げたらキリがないほどの子育ての真髄を本気で学ぶ機会もなく、復職後の自分の心の在り方もかなり違っていただろうと思っています。

                     

                    一度は手放した天職。

                    『いつの日かリスタートしたときには、以前よりも深みを持って担うこと』

                     

                    そのために、神様が私に与えてくれた試練だったのではないか…。

                    そう考えると今までのこと全てが繋がってきます。

                     

                    息子は、私が母親として成長するだけでなく、一人の人間としてもしっかり成長していくために産まれてきてくれたのです。

                     

                    辛さを感じることのあった子育ても無駄じゃなかったどころか、私の人生においてこんなにも大きな大きな意味があったのだと思えるようになりました。

                     

                     

                    今お辛い気持ちの中にいると、苦しい経験にも意味があるなんて思えないし思いたくもないだろうし、拓けた未来を想像することなんてなかなか難しいことだと思います。

                    それでも、コンプリメントの力を信じて続けていけばいつの日か、親子共に乗り越えられる日が来ます。

                    子どもに感謝する日がやってきます。

                     

                    そしてこの苦しい経験が、ご自身の人生の宝物になる日が来ることを、私は心から願っています。

                     

                     

                    ☆ミィ(R母 )プロフィール☆

                     

                    一男(大1)二女(高2・中2)の母。

                    幼少期からいろいろと手のかかる子だった息子が中1の三学期に不登校となり、コンプリメントトレーニング開始から33日目の、中2新学期に再登校しました。

                    再登校後の一進一退を経てから安定登校となり、高校生活を満喫して卒業、現在大学1年生です。

                     

                     

                    JUGEMテーマ:不登校

                     

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                    | コンプリメントで子育てする東京親の会  ―ラ・ニコリーナ東京 ― | ☆ミィ(R母)☆己育ち(こそだち)の日々 | 06:31 | comments(0) | - |

                    神様から与えられた試練 〜1〜 ☆ミィ(R母)☆
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                      長男の子育ては幼少期から育てにくさを感じ、苦労の多い子育てでした。

                      それでも長男への愛情がたっぷりあったのは間違いなく、何とかしたいという気持ちは常にありました。

                       

                      「叱らない」「褒めて伸ばす」といった類の子育て本を読んでは、よし!と気持ちを新たにして向き合うのですが、長男は「褒める」とグズって泣いたり怒ったり、「そう言ったからもうやらない」とふてくされたり…。

                      毎回ではなかったし笑顔が返ってくることももちろんあったけど、度重なる理解不能な(と当時は思っていた)反応に私の心はジワジワと折れていき、長男を「褒めて育てる」という接し方にためらいを感じるようになってしまいました。

                       

                      今ならわかります。

                      「褒める」を受けつけなかった息子は、研ぎ澄まされた素晴らしい感受性の持ち主なのです。

                      たったの3、4歳で「褒める」と「認める」の違いを肌で感じ取る力があるのですから。

                      そして「お母さん!偉くもすごくもない、頑張らないありのままの自分のことも認めてよ!」と体をはって知らせてくれてたのですよね。

                       

                      ちなみに、『褒める』は「良いと評価」したことに掛ける言葉、『認める』は「良い悪いの評価は無し」でそのままを受け入れて掛ける言葉、と今では理解しています。

                      例えば片づけをしたときに、「片づけして偉いね!すごいね!いい子だね!」は『褒める』言葉で、「片づけしたね!」は『認める』言葉となりますね。

                       

                      …とまぁ、そんな経緯があって、息子に対しては良いところに“敢えて”触れない(褒めない)という、とんでもない方向に進んでしまった私は、小1で登校渋りが始まってからはさらに道に迷ってしまいました。

                       

                      その時の担任の先生は、手のかかる息子のマイナス話をほぼ毎日電話で報告してくる先生でした。

                      電話の音に怯える日々の私は視野がどんどん狭くなりました。

                       

                      学校の先生の手を煩わすことなく枠に収まっていてくれるように…。

                      息子がこの先の社会で「出る杭を打たれる」ことがとにかく減るように…。

                       

                      息子の将来のためだと思って、できてないところばかりに目を向けてはダメだしをし、ひとつできたらすぐに次のステップを求めるような生活でした。

                      それでいて、叱ってばかりの自分が嫌で嫌で、自己嫌悪で苛立ったり涙を流す日々でもありました。

                       

                       

                      『神様は乗り越えられない試練は与えない』という言葉があります。

                       

                      我が子の子育ては何の意味があってこんな大変な思いをしなくてはならないのか…

                       

                      こんな試練なんか乗り越えられなくていいから…

                       

                      どうか神様、今すぐ目の前の子育てを手のかからない笑顔ばっかりの楽しいものにして!

                      と、本気で思ったりもしました。

                       

                      本当は笑顔の方が断然多かったのだと今振り返ればわかるけど、美味しい水を注いだコップに一滴の苦い水が入って台無し…を繰り返す子育てだったのかなと思います。

                       

                      模索しながらの子育てをずっと続け、中学でとうとう息子は動けなくなりました。

                       

                      親子でドン底に落ちました。

                       

                      それでも私は立ち止まることなく暗いトンネルの中を動きまわり、出口を探し続け、『コンプリメント』という扉を見つけました。

                       

                      『自信の水不足』という表現がストンと心に入り、藁にもすがる思いで始めたコンプリメントトレーニング。

                       

                      掴んだ藁は、今では私の子育ての道標となっています。

                       

                      でも、トレーニング当時は、再登校した先もずっとコンプリメントの子育てをしていくとは想像すらしていなくて、『再登校してからが本番』の意味を全く理解していませんでした。

                      再登校後の息子の失速のおかげでその意味がようやくわかり、安定登校となってからもずっとコンプリメントの子育てを実践し、学び続けて今に至ります。

                       

                      続く

                       

                       

                      ☆ミィ(R母 )プロフィール☆

                       

                      一男(大1)二女(高2・中2)の母。

                      幼少期からいろいろと手のかかる子だった息子が中1の三学期に不登校となり、コンプリメントトレーニング開始から33日目の、中2新学期に再登校しました。

                      再登校後の一進一退を経てから安定登校となり、高校生活を満喫して卒業、現在大学1生です。

                       

                       

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                      らくらく連絡網にて連絡をしています。
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                      ご登録いただくと親の会より、毎月の親の会等のお知らせが配信されます。
                      ラ・ニコリーナ東京のらくらく連絡網へ登録
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                      ☆東京親の会より☆
                      〇3月対面親の会
                      日程:3月17日(日)10:30〜12:45
                      *途中参加・途中退室でも大丈夫です。ご都合に合わせてご参加ください。
                      形式:新宿区内公共施設
                      参加費:300円(当日集金、施設使用料に当てさせていただきます)
                      内容:自己紹介と経過報告、子どものリソース発表、困ったことからのリソース探し
                      ラ・ニコリーナ東京のらくらく連絡網へ登録してください。
                      お問い合わせ→東京親の会へ連絡

                      ☆九州&沖縄親の会より☆
                      〇日程が決まりましたら掲載します
                      自己紹介、経過報告、リソース発表
                      ご参加、お問い合わせ→九州&沖縄合同zoom親の会へ連絡

                      ☆大阪親の会より☆
                      2024年3月23日(土)12:30〜15:30
                      場所:JR新大阪駅近くの公共施設
                      内容:経過報告、リソース発表等
                      会費:500円程度(会場費を参加人数で割ります)
                      申込:お名前、お子さんの学年を下記のアドレスまでご連絡ください。
                      詳細→『大阪親の会ブログ』
                      参加・お問い合わせ→大阪親の会へ連絡

                      ☆静岡親の会より☆
                      今後の予定は決まりましたらお知らせいたします。
                      ご参加・お問い合わせ<"mailto:compliment.shizuoka@gmail.com">静岡親の会へ連絡

                      ☆各地のzoom親の会開催☆
                      〇群馬親の会(オンライン)
                      2024年3月2日(土)9時30分〜2時間ほど
                      内容:簡単な自己紹介・自分の良かったこと、お子さんのリソース発表、情報交換等
                      群馬親の会参加ご希望・お問い合わせは→群馬親の会へ連絡

                      〇四国(オンライン)親の会
                      日程が決まりましたらお知らせします
                      内容:簡単な自己紹介・自分の良かったこと、お子さんのリソース発表、情報交換等
                      参加ご希望等は→東京親の会へ連絡
                      〇新潟親の会
                      開催予定が決まりましたらお知らせいたします
                      内容:自己紹介・近況報告、リソース発表等
                      ご希望・お問い合わせは→新潟親の会へ連絡
                      + 森田直樹氏 コンプリメントトレーニング研修会(2018/10/21 八重洲ブックセンター)
                      + 書籍紹介



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